ブルーベリージュースの栄養と作り方

ブルーベリーは日本ではヨーグルトやジャムとしてよく見かける果物で、そのおいしさもさることながら、「目に良い」という点が着目されて広く知られています。

アメリカの先住民は、干し肉を作る時にブルーベリーの果実を肉に押し入れてから干すことにより、保存食としての日持ちの期間を長めていたそうです。これはブルーベリーの抗酸化能力によるものですが、科学が進歩する前にすでにこれを知っていたアメリカ先住民たちの知恵には脱帽です。

見直されたブルーベリーの価値

ベリー系の果実はオレンジなどの他の種類の果実と比べるとビタミンやミネラルが比較的低いため、果物として格下として扱われることが常でした。

ブルーベリーもパイやタルトなどの菓子に添え物として使われるようなイメージが支配的でしたが、タフツ大学のジム・ジョセフ教授の研究によりそのアンチエイジング作用が公表されると、世界中でブルーベリーの果物としての価値の見直しがなされるようになりました。

ジョセフ教授の研究によると、老化防止だけでなく、脳の若返り効果もあるということで、食物の専門雑誌でその年のフルーツ・オブ・ザ・イヤーに選ばれるほど一躍メジャーフルーツにのし上がったのです。

このような効能の素となるのは、クロロゲン酸とアントシアニンの2つの物質だと考えられています。普通、果物は3~5種のアントシアニンを含みますが、ブルーベリーはなんと25~30種も含有しているというのですから驚きです。抗酸化作用と抗炎症作用のあるアントシアニンを様々な種類で豊富に含むブルーベリージュースが老化していく脳のためにとても良い飲み物であることは理にかなっているといえるでしょう。

これらの物質は細胞を攻撃するフリーラジカルに対して防御盾のような役割をしてくれることで老化、劣化を食い止め、アルツハイマー病の発症などに抑制効果があるとされています。

ブルーベリージュースの栄養素と考えられる健康効能

ブルーベリージュースブルーベリージュースはその他にも、ペクチン、ビタミンC、ビタミンK、マンガン、カリウムなどを含有しています。

健康効能をまとめると;

  • アンチエイジング
  • 抗バクテリア
  • 抗ウイルス
  • 脳の老化防止
  • アルツハイマーの発症防止

おいしいブルーベリージュースを作る

ブルーベリーの選び方

ブルーベリーは白い細かなカビがはえやすいので、買う前によく観察して、外側に白いカビが生えていないか確認するのがオススメです。大ぶりでしっかりした果実のものを選びましょう。ヘタヘタになって弱弱しいものは古いものです。小さい種類のものは味が濃いため好きな人も多いですが、健康効能のあるとされる物質は大ぶりのものに多いので、その辺は好みというか、使い分けが必要かもしれません。

ジュースにする際のアドバイス

クランベリーと同様、ブルーベリーは「逃げやすい」ので、洗う際やジューサーに入れる際にこぼさないように注意しましょう。洗ったものはすぐジューサーに入れてしまいましょう。できあがったジュースにした後も、実は「逃げやすい」のがブルーベリージュース。ペクチンにより風味が落ちるのが異様に早く、風味も「逃げやすい」のです。あらゆるブルーベリーが入ったジュースを作った時は、必ず1時間以内には飲みきるようにしましょう。

保存法

ブルーベリーは冷蔵庫で4,5日持ちます。また、とても冷凍しやすい果物です。

ミックスのレシピ・アイデア

ほぼすべてのジュースにアクセントとして入れられる万能選手です。グレープジュース(赤)にブルーベリージュースを混ぜるミックスはオススメです。色もとてもきれいです。