トマトジュースの栄養と健康効能

トマトは実は厳密に言うと果物ですが、野菜ジュースのカテゴリーに分けられています。1893年にアメリカの最高裁判所(!)でトマトが野菜だという判決が降りて以来(笑)、トマトは野菜セクションにその身を置くことになりました。

トマトが最初にインカ・アズテック文明に発見されたのは西暦700年ごろで、それから1000年以上の発展を遂げた今では色々な種類で様々な色や形や風味を持つトマトが市場に出回っています。

トマトジュースに含まれる栄養素

トマトジューストマトはビタミンCを多く含みます。トマト一個で一日に必要なビタミンCの約50%を含みますので、トマトを何個か絞って作るトマトジュースは1杯で十分に一日分のビタミンCを含むことになります。また、トマトは有機塩分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リンゴ酸、シュウ酸、硫黄を含みます。

注目される抗酸化作用と健康効能

トマトジュースで最も注目されているのはリコペンという抗酸化物質です。カロテノイドの仲間であるリコペンは、トマトの明るい赤色の正体でもあります。このリコペンは癌の元になり得るフリーラジカルを闘う強力な物質で、肺や前立腺などに貼り付いて、その器官の癌リスクを減少させます。1995年にハーバード大学のメディカルスクールの発表した研究によると、トマトをよく消費するグループは、しないグループに比べて35%も前立腺がんになりにくく、50%も前立腺腫瘍が起こりにくいという驚異的な結果が報告されました。

さらに、リコペンは心臓や肺を酸化ダメージから守るという役目があります。特に肺は酸化ストレスのかかりやすい臓器なのでこれはとても重要視されています。また、老化防止作用もあるとされ、血中にリコペンが多い老人の方が活力にあふれているというようなデータもケンタッキー大学の研究で出たりしています。

健康効能まとめ

  • 老化防止
  • 肺がん予防
  • 前立腺がん予防
  • 酸化ストレスから心臓・肺を守る
  • 腎臓のハイパーテンションを下げる