ジュースファスティング初心者ガイド

ジュースファスティング各種材料

ファスティングと呼ばれる断食を使ったダイエット法・健康法が注目される中で、ジュースのみを摂取する「ジュースファスティング」が特に欧米を中心に人気が高まっています。その主な理由はジュースのもつ身体のクリーニング効果で、身体の中にある汚染物質や毒素、加工食品などと一緒に摂取してしまった食品添加物をきれいに洗い流そうという考え方です。

しかし、興味はあっても始める時はなかなか簡単にはいきません。何をジュースにすればいいのか? お腹は減らないのか? トイレにずっと入ってるような生活になるのか? ジュースファスティングを始めるにあたって色々な疑問が湧いてくるからです。

この記事は初心者がジュースファスティングを始める前に読んでより理解を深めるためのガイドです。

ジュースファスティングをする理由

多くの人がダイエットや健康上の問題を手っ取り早く解決する手段としてジュースファスティングを選ぶのですが、この考え方だと少し本筋と外れてしまうことになります。なぜならまず、ジュースファスト自体が決して楽な取り組みではないということと、あとは一回断食に成功してもまた元に戻した時にすぐリバウンドすることがあるからです。

したがってまずジュースファスティングに挑戦する前に、ジュースファスティングへの考え方を正しく整理しておく必要があります。

ジュースファスティングは簡単でお手軽で一時的な問題解決ではなく、野菜や果物をちゃんと摂取する事の健康上の素晴らしさを知ると言うことをまず目的とするといいです。実際、肉や炭水化物を中心に、飲酒もするような食生活をしている多くの人は、2,3日のジュースファスティングで調子がみるみるよくなり、元気にみなぎると言うようなプラスの経験をする方が多いようです。

そこからライフスタイルを考え直すというのがまずもってのスターティングポイントとなるでしょう。

何を飲むべきか

ジュースファスティングで飲む飲料はいわゆるその辺のスーパーや自動販売機で売っているような普通のジュースではありません。新鮮なフルーツや野菜をジューサーで液状にしたもののみを飲みます。

どれくらいの長さ断食するのかにもよりますが、基本的には期間中これのみを摂取します。ファスティング期間が長い場合はたまに食事を摂る事が必要になる事がありますが、その時も食物は加工されていない『自然できれいな』ものを食べる事になります。

どれくらいの期間断食するか

期間は人によって変わってきますが、大体2~60日の間です。新しく始める初心者はまず短い期間試してみるのがオススメです。他人との食事など、生活の中で断食を破らなくてはならなくなることも多いので、最初から長く計画せずに、まず週末などで2,3日の短いファスティングを成功させることがいいでしょう。

七日以上のジュースファスティングは避けたほうがいいでしょう。クレンジング効果は抜群でしょうが、当然そこにはマイナス面も出てくるので、特に初心者は長くやることは避けましょう。

ほとんどの人にとっては、金曜から日曜までの3日間で充分でしょう。週末にやることによって自由に時間を使えますし、様子を見ながら始めるにもいい環境だからです。生搾りジュースはとても健康的ですが、全て自分で絞るなかなか大変な食事方法なので、自由な時間があるというのは成功の鍵でもあるのです。

必要な物

ジュースファスティングに絶対必要となるものはジューサーだけです。最近はとても多くの種類が出てきていて、値段的にもピンからキリまであります。

もし、ジュース作りをこれから毎日の生活の一部にする予定でしたら、値段が少々高めでも機能やクオリティの高い方を選ぶことをお勧めしますが、もし数日のファスティングのためだけに使うのであれば、高くない物でも十分にその役目を果たせるでしょう。ただし、小さなジューサーは基本的にヘビーユースに耐えられるようにできていないので、毎食本気の野菜ジュースを作っていればそう遠くないうちにガタが来てしまうでしょう。

材料を買う

断食準備ジュースファスティングの買い物は普通の夕飯の材料を買うよりもずっとシンプルです。そのまま飲む物を買うだけですから。材料は作るレシピによって変わってきますが、基本的に果物と野菜の中で、硬さがあり水分を多く含む物がベストです。例えばにんじんりんご、セロリ、生姜、オレンジ、レモン、葉物の野菜などです。アボカドやバナナなどの柔らかいものは見た目とは逆に水分をあまり含みません。

何をジュースにするかというのは色々と試してみるのも面白いでしょう。ベリー系、ハーブ、野菜など、ほとんどのものがジュースにできます。たまに自分の感性だけで作ったものが成功してとても美味しいということもあります。

気持ちがいいのか、気分が悪くなるのか?

よくある質問としては、「気持ち悪くなったりするんですか?」ということです。この質問をする心情はとてもよくわかります。いきなり食生活を変えて大丈夫なのかという不安は当然です。長期的に見れば、調子がよくなったという人が多いと思いますが、短期的には人それぞれ色々な反応があるでしょう。その人の前の食生活や体調にかなり左右されるからです。もちろん気持ち悪くなる人もいますので、だからこそ最初は短期的に試してみるいうことが大事ですし、体調に不安のあるかたは医師に相談するなどの措置を講じてください。

これを念頭に入れた上で、なるべく気持ちよくジュースファスティングを行うための簡単なルールを挙げてみます。

  • 水をたくさん飲む
  • カロリー量をキープする
  • 激しい運動をしない

ジュースファスティングは普通の食事をするよりも大変です。ジュース作りも時間がかかりますので、朝に一日分作ってしまうなど効率化したほうがいいでしょう。

おそらく最も難しい部分は、カロリーをキープするということです。一日に最低限必要なカロリーを摂取しないと空腹や疲労感などに苛まれることになります。これは性別や体格にもよりますが一日約9-12杯のジュースが必要になってきます。

これにはかなりの量の材料が必要になってきますので、毎日のように材料を買いに行くという覚悟が必要です。普段から買い物に行っている人には何ともないでしょうが、そうでない人には少しめんどくさいと感じるかもしれません。そういう場合はにんじんやりんごをベースにすると、多くのジュースを出してくれる(+安い)ので、大分楽かもしれません。

もし三日以上ファスティングをする場合、ビタミン豊富な青汁などをジュースに足して、不足する栄養を補うのがよいでしょう。

いずれにしても無理はしないことと、病状などがあるかたは医師に相談する事が大事です。