中東やインドでは、きゅうりは涼を得るための野菜として何世紀も食べられてきました。水分の多いきゅうりは、食べてもリフレッシュ効果がありますが、その豊富な水分により、ジュースにするのに適した野菜でもあります。
きゅうりジュースの栄養
きゅうりはステロールという強力な成分を皮の部分に多く含んでいます。ステロールは食事から摂取したコレステロールの吸収を阻害することで知られており、コレステロール減少に役立つ物質です。また、きゅうりはビタミンA、C、Kを含み、カリウム、マグネシウム、マンガンなども豊富です。
美容の野菜
きゅうりはシリコンを多く含んでいます。シリコンは筋肉や骨などの組織を形成するのに必要なミネラルですが、最近では肌、髪、爪をツヤツヤにしてくれる美容のミネラルとして注目されています。
よくエステなどでキュウリの輪切りを目もとに乗っけているのを見かけますが、あれはきゅうりが眼の腫れを軽減する効果があるからです。その原因はアスコルビン酸とコーヒー酸という二つの物質で、両方とも水分の溜りを防ぐ効果があります。
キュウリジュースの効能
- アンチエイジング
- 利尿作用
- 肌のつやを良くする
- 髪や爪を強くする
- コレステロールを下げる
おいしいキュウリジュースのレシピ
きゅうりの選び方
しっかりしていて、濃い緑色のものを選びます。表面は凸凹で、しわのないものがいいでしょう。黄色がかったものは避けるのが無難です。ジュースにした時に苦みが出るからです。
ジュースにする
よく洗って、切ってジューサーにかけます。皮、種など気にせず全てジューサーに入れてください。きゅうりはジュースにするのに最も安上がりな野菜でもあります。
保存法
冷蔵庫で5~6日持ちます。
ミックスの相性
どんな野菜ジュースにも爽快感を足すプラスワンとして使えます。